アメリカにおける近現代天皇制研究の第1人者とされるケネス・ルオフ博士。
先頃、翻訳された『国民の天皇』で大佛(おさらぎ)次郎論壇賞を受賞された
(大佛次郎は改めて言う迄もなく、あの『天皇の世紀』の作者)。
そのルオフ氏が10月のゴー宣道場にゲストとして登壇して下さる。
テーマは勿論、「天皇論」。私も近刊の漫画家・小林よしのり氏との対談本『天皇論「日米激突」』
(小学館新書)の監修めいた事をさせて戴くという形で、
同氏の仕事に触れた。
これが実に刺激的。
思考停止を許さない迫力がある。しかも議論される構えは、何処までもフェアで、相手の言い分に
誠実に耳を傾けられる。
同書での小林氏との「激突」も、実に爽やかだ。
正直に言って、私個人としては、今回の道場が今までで最も楽しみだ
(他のゲストには申し訳ないが)。道場では、なるべく氏の得意なフィールドでの議論に力点を置きたい。
しかも開催日は、22日の「即位礼正殿の儀」直前。
これはいやが上にも盛り上がるだろう。
これまで以上に、他ではとても聴けない議論が、惜しみなく
展開されるはずだ。
可能な人は是非とも当日、会場で“生”の討議の熱気を体感して
欲しい。
応募の締め切りは(いきなり)今日!なお折角、道場に参加されるなら、
予め上記著書を一読される事をお勧めする。
きっと議論への入り込み方が一層深くなるだろう。【高森明勅公式サイト】
https://www.a-takamori.com/
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